日本で初の常時監視設備に認定された日本スタンドサービスの高精度液面計は、地下タンク内の燃料が外部に漏えいしていないかを常時監視し、警報または表示で知らせる装置です。
油面センサー、水面センサー、液温センサーからの各情報を基に、開口部(穴0.3mm)から流出入する油と水のレベルを精密計測し、漏えいの有無を監視します。
漏えい検査は、1~3時間で装置内のコンピュータが自動で行うため、誰でも簡単に実施できます。【基本動作原理】
プローブセンサーについたフロートが油面の高さに応じて上下します。プローブセンサーは、フロートが上下する事によって油面レベルと液温を本体装置に発信します。本体装置は、プローブセンサーから送られた油面レベル、水面レベル、液温データを集め、最終リークレートを演算し、漏えいの有無を自動で判断します。
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- 残油量の在庫管理は0.01リットル単位で行うため、毎日の在庫の増減を正確に把握できます。
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- 在庫の確認、漏えい検査の実施はタッチパネルで行えます。面倒な初期設定も不要で誰でも簡単に操作できます。タッチパネル拡大写真
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- タンク内の油面の静止を自動感知し、1~3時間の液相部漏えい検査を、毎日自動で実施します。
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- 本装置1台に最大16本のタンクを登録でき、まとめて監視する事が可能です。
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- 過剰注入、下限、上限、注文、水混入、高水位等の残油の異変を検知し、LEDの点滅・警報により周知します。
型式 | Site Sentinel iTouch |
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最大タンク数 | 16CH(標準:4CH) |
最大センサー数 | 16CH(標準:-) |
電源 | AC-100V、120V 50/60Hz |
表示 | 液晶グラフィック |
寸法 | 235mm×311mm×133mm |
印刷 | 感熱シリアルドット方式 ロール紙112mm |
作動温度 | 0℃~40℃ |
表示単位 | センチ・リットル・℃ |
通信接続 | RS-232C RS-422 Windows7 |
承認・認定 | 米国EPA、(一財)全国危険物安全協会 評価品 全危協評第12号 |
検知装置 | 地下タンク内設置 プローブセンサー |
測定範囲長 | 1350mm~3760mm |
燃料フロート | 1-1/4" |
水フロート | 1-1/4" |
電気安全 | 本質安全防爆構造 |
高精度液面計(本質安全防爆構造ia)は日本の防爆検定に合格しております。TIIS:第TC17276号、第T52750号、第T52454
※本質安全防爆構造は、0種~2種の全ての危険場所範囲に使用できます。
- データをパソコンに取り込み、毎日の在庫変動を一括管理
- 装置のデータをマイクロソフトExcelに自動で取り込み、一括管理をするソフトの製作を承っております。
設定時刻の在庫量、自動検知したローリーの荷卸量、地下タンクからの出荷量、荷卸量と出荷量の自動仕分けを接続PCのマイクロソフトExcelに自動保存します。また、45日分の漏えい点検履歴を自動登録できます。
- 給油施設全体を土壌汚染から守ります。
- SF・FF・SS二重殻タンクの漏えい、マンホール内の漏えい、計量機内の漏えい、周辺土壌の漏えい、可燃性蒸気の滞留を監視する機能を追加できます。